保守契約とは
コピー機や複合機には基本的に保証という制度はなく、保守契約を結ぶことで、ご利用期間中は継続してメンテナンスを受けることができます。
メンテナンスを受ける際は、下記の3つの保守契約のいずれか1つに加入します。
カウンター方式
最もポピュラーなメンテナンス契約です。
プリントアウトするごとに、本体内蔵のカウンターがその枚数をカウントします。
カウンター料金には、感光体・現像剤の使用料・出張作業費・トナー及び部品代・部品交換費が含まれています。
カウンター方式の特徴
トナー | 全色無料(厳密にはカウンター料金に含まれている) |
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修理費 | すべて無料(パーツ代、出張費・作業費など修理に関わる費用) |
カウンター料金 | 契約時に定められた保守料金(カウンター料金)が毎月かかる |
印刷単価 | 印刷一枚あたり契約時に決定され途中変更は不可 |
支払い | 毎月発生する |
更新 | 自動的に更新(解約はいつでも可能だが再契約は基本不可) |
【カウンター方式の一例】
モノクロ3500枚/ 月 カラー1000枚/月の場合
■モノクロ@3円:3,500枚 × 3円 = 10,500円
■カラー@20円 : 1,000枚 × 20円 = 20,000円
合計 : 10,500円 + 20,000円 = 30,500円
メリットとデメリット
メリット | デメリット |
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突発的な支払いがない | 大量に印刷すると費用がかかる |
月間印刷枚数が多いほどランニングコストが安く抑えられる | 印刷頻度が少ない場合は割高になる場合がある |
トナーが無料供給されるため、トナー代が都度かからない | 契約時に定められた保守料金(カウンター料金)が毎月かかる |
キットトナー方式
利用頻度が少ない企業向けに作られたメンテナンス契約です。
「コピーキットトナー」と呼ばれるメンテナンス契約付きのトナーを購入することで、交換部品が必要な場合や特殊な作業が必要な場合など、そのトナーを利用している期間、保守サービスが受けられるという仕組みです。
コピーキットトナーには、感光体・現像剤の使用料・出張作業費・トナー及び部品代・部品交換費が含まれています。
キット方式の特徴
トナー | 有料 |
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修理費 | すべて無料(パーツ代、出張費・作業費など修理に関わる費用) |
トナー料金 | 機種により異なるが1本3.5万~7万程度 |
印刷単価 | 高い |
支払い | トナー購入時のみ |
更新 | 不要(トナーを利用している間は保守契約期間となる。最大5年) |
【キット方式の一例】
モノクロ複合機
25,500円/本 3,000枚(印字可能枚数)
※印字率6% 単価:8.5円
カラー複合機
■モノクロ
30,000円/本 5,000枚(印字可能枚数)
※印字率6% 単価:6.0円
■カラー各色(シアン・マゼンタ・イエロー)
23,800円/本 3,500枚(印字可能枚数)
※印字率6% 単価:6.8円
メリットとデメリット
メリット | デメリット |
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本体料金が比較的安い | モノクロ機しか適用されない ※一部例外もあるが基本的にモノクロのみ |
トナーがなくなるまで保守契約が継続される | トナー1本あたりの料金が高く、印刷単価も割高になる。 |
スポット方式
機器に不具合等が発生した場合に、その都度有償で保守サービスを受ける契約。
交換部品が必要な場合や特殊な作業が必要な場合など、全て実費でお客様にご負担頂く必要があります。
スポット方式の特徴
トナー | 有料 |
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修理費 | 有料 |
カウンター料金 | 不要 |
印刷単価 | なし(トナー代実費のみ) |
支払い | 必要に応じて都度 |
更新 | なし |
メリットとデメリット
メリット | デメリット |
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継続的な支払いが必要最低限で収まる | 修理コストが大きい |
印刷単価が比較的高い | |
修理手配を自分で行う必要がある |
コピー機・複合機の導入の際は、お客様に合った保守契約の内容になっているかという点に注意頂くことが後々の安心に繋がります。
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