本格的に寒くなって、体調を崩してしまった、、、という方も多いのではないでしょうか?これは人間だけではなく、コピー機にも同じことが言えます。
■コピー機がエラー表示で使えない、、、
■印刷の途中で止まってしまう、、、
■綺麗に印刷できていない、、、
冬になると上記のようなトラブルが増えてきます。冬場のコピー機のトラブルは「結露」がほとんどの原因です。
結露とは
結露とは、空気中で許容しきれなかった水分が水滴となったもののことを指します。寒い時期に室内と屋外の温度差や、湿度の関係でガラス窓や壁に水滴が付着する現象です。
コピー機が結露する?
コピー機には、スキャナー部分などガラスが多く使われています。このガラスが結露した状態でコピー機を使うと、先に出した様々な症状で正常に印刷ができなくなってしまうのです。
時間の経過とともに室内の温度が上がると、それに伴ってコピー機本体の温度も上がります。コピー機本体が温かくなれば結露は解消されて、問題なく使えるようになります。最近のコピー機は性能が上がりちょっとした結露は問題ありませんが、あまりにも結露がひどい、頻発するようだと故障に繋がりますので、結露対策が必要になります。
結露を防止する方法
1.主電源は切らない
最近のコピー機の内部には結露防止対策として【保温ヒーター】が付いています。これは機械の内部などを一定温度に保つ為のもので、主電源がOFFにならない限り、このヒーターは省電力モードや節電モードでもONの状態になっています。結露は冷えが原因ですので、ヒーターによって機器が温まれば解決します。
2.コピー機は窓の近くに置かない
寒い時期、窓の近くは温度差が大きいため、結露が発生しやすくなっています。温度が安定した場所や乾燥しやすい場所などに置くようにし、窓の近くは避けましょう。
3.暖房はストーブよりエアコンを使う
ストーブやファンヒーターよりもエアコンを使用するのがオススメです。灯油などを燃焼させて使う暖房器具は周囲との温度差が大きくなるため、結露を引き起こす要因となり、火災事故にも繋がります。一方で、エアコンは徐々に空気を暖めるとともに除湿もしてくれるので、安全・快適と言えます。
コピー機の結露は発生する前に、予防することが大切です!
快適に使えるよう、日頃からメンテナンスしましょう!