コピー機で大量に印刷した時、ニオイを感じたことはありませんか?実はこのニオイは「オゾン臭」と呼ばれ、生魚のようなニオイと表現されることもありますが、最新の機種ではニオイの対策も施され、外部にニオイが漏れるのを防いでくれます。
人体への影響は?
低濃度のオゾンであれば、医療や食品、家畜、農業などで有効利用されていますが、高濃度では身体に悪影響が出ています。基本的にオゾンの環境基準値は0.1ppm。コピー機はこの数値をこえることはありません。
コピー機からオゾン臭が出る原因
一般的なオフィスで利用されるコピー機はカラーレーザー気が使われており、このレーザータイプの機器でオゾン臭が発生します。印刷する過程で静電気を発生させるために「コロナ放電」が行われ、この影響でオゾン臭が発生しています。そのため多くの複合機の内部の排気フォンの手前にオゾンフィルターを設置し、オゾン濃度を低くする対策が施されています。
オゾン臭を感じるときは換気を
人体に影響が無いといっても、ニオイが気になる場合は換気をするように心がけてください。