約2年前に東京大学で起こった事件が問題となったのだが、複合機でコピーをとったりFAXをした画像データがインターネット上で丸見えになっているという問題です。
ではなぜこのような状況になるのでしょうか?
情報漏洩の原因
・複合機でとるコピーやFAXは仕組み的に複合機内に電子的に保存される。
・複合機はメンテナンス用に簡易的なWEBサーバー機能を持っている
・複合機は印刷用にLAN接続して利用するのが一般的な利用方法
という状況が前提としてあって、しかもインターネット接続で業者と接続するとトナーの残量管理や遠隔メンテナンスなどのサービスを受けられるというのがあります。
ここが曲者でインターネット上なので特別な対策を取らない限りIPアドレスさえわかれば誰でもアクセス出来てしまうという問題が有ります。
今回の件でも管理者用のパスワード設定すらされていなかった様で簡単に外部の人間が見ることが出来たようです。
しかも東京大学のときは「DEFCON」というハッキンググループが作成したWEBサービスが有って、そのサービス上で簡単に検索なども利用でき、自由に見ることが出来る様になっていました。
ACNでは、複合機を含めた情報漏えい対策ネットワークセキュリティもセットでご提案させて頂きます。