コピー機を使う際、コピー用紙節約のために、裏紙を使って印刷する事があると思います。ですが、この裏紙を使ったコピーは、コピー機に負担をかける可能性があることをご存知でしょうか。
今回は裏紙を使用した場合のデメリットについてご紹介します。
裏紙を使用するデメリット
紙をよく使う仕事では、経費削減のために一度印刷で使用した紙の裏を再利用することもあるでしょう。しかし場合によっては、裏紙を使うことで問題が発生する場合があります。
複合機は熱と圧力によってコピー用紙に印刷しています。
もう少し詳しくご説明すると、複合機のトナーを数百度の高温で溶かし、溶かされたトナーを感光体(ドラム)にレーザーでくっつけます。その後、用紙とドラムを圧力でくっつけて印刷内容を印字します。
その際に裏紙にインク(トナー)がついているとドラムやローラーにトナーが付着してしまいます。それにより「紙詰まりの多発」や「ドラムが汚れてしまい」、用紙が汚くなってしまうことがあります。汚れが酷くなると、印刷そのものができなくなってしまう場合もあります。
たしかに裏紙を使うことで紙代を節約できますが、コピー機・複合機の修理代や買い替え費用を考えるとトータル的には使わない方がコストの削減になる場合があります。