「スパムメール」とは、無差別に大量配信される営利目的のメールや嫌がらせメールなどの迷惑メールを指します。
スパムメールの仕組み
受信したメールに返信したり、URLをクリックしたり、画像付きのHTMLメールを開封してしまうと、迷惑メールの送信者にそのメールアドレスが有効なものであることが知られてしまいます。そうなると、迷惑メール送信者は、さらに大量の迷惑メールを送りつけるようになります。また、スパムメールの本文のリンクをクリックすることで、パソコンに不正プログラムが組み込まれてしまったり、スパムメールの架空請求に応じてしまうことで、金銭的なトラブルに発展する可能性もあります。
スパムメールの送信先
スパムメールの多くは、送信先が誰であるかを特定せずに送信されている場合がほとんどと言われています。スパムメールの送信者側の多くは、無差別送信を可能にするメール送信プログラムを利用し、自動的に作成された何万というメールアドレスのリストを機械的にメール送信ソフトに登録しています。そのため、そのアドレス一つ一つの持ち主や、そのメールアドレスが持ち主のいる有効なメールアドレスであるかを認識していません。不特定多数にスパムメールを送信しているのです。