新型コロナウイルスの感染拡大により、WEB会議を利用する企業が増えてきています。WEB会議も通常の会議と同様に、秘密情報、顧客情報などがやり取りされることがあり、セキュリティに関して安心できる会議システムを選ぶ必要があります。
考えられるリスク
チャットや共有ファイルを介してマルウェアを頒布し、対象のコンピュータの制御や、パスワードや個人情報、重要情報の窃取などを行う可能性があります。会議中に会話を盗み聞き、画面上に映し出される映像などを盗み見され、機密情報が流出する可能性が100%ないとは言い切れません。
一方、主に社員や会社の過失が元で、発生するリスクもあります。 例えば、社員がPC、スマートフォン、タブレットなどの端末を紛失してしまった場合に、端末を拾得した他人が、不正にシステムにアクセスすることが考えられます。また、転職などにより退職した社員のIDが、元社員自身やそれ以外の人によって、不正に利用されるということも考えられます。このように便利な反面、簡単に重要情報が窃取されてしまうという恐ろしさもあります。
WEB会議の際の注意点
●フリーWi-Fi環境では使用禁止にし、会議時は個室を確保するなど使用場所には気を付ける
●アプリを使用する前に、暗号化されていることを確認する
●会議のURLをよく確認し、安易にクリックしない
●定期的な会議を実施する際は、1回限りで利用可能なミーティング用IDとパスワードを設定する
●招かれていない第三者が不正な内容を共有しないように、画面共有を「ホストのみ」に設定する
●常に最新バージョンのアプリやソフトを使用し、最新のセキュリティを利用可能にする
●会議アプリは、公式のiOS ・AndroidストアおよびメーカーのWebサイトからのみダウンロードする
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