京セラ複合機のTASKalfa3554ciシリーズ。今回は「セキュリティー機能」についてご紹介します!
多彩な認証機能で社内文書を管理
プリンター本体に登録されているユーザーリストで認証を行う「ローカル認証」と、LDAPやActive Directoryなどの認証サーバーを使う「ネットワーク認証」を標準でサポート。Windowsのネットワーク認証でユーザーを管理しているオフィスなどは、導入したプリンターに個別のユーザー登録をする必要がなくなります。また、ICカードに認証情報を登録すると、カードをかざすことでログインが可能になります。※オプションのICカード認証キットが必要です。
ストレージのセキュリティー性向上
本体ストレージのセキュリティー機能は、コンピューターセキュリティーのための国際規格であるコモンクライテリア(ISO/IEC15408)認証に対応します。さらに、デジタル複合機における評価基準であるHCD-PP(ハードコピーデバイスプロテクションプロファイル)v1.0にも対応します。データの上書き消去も、従来機種の3回から7回上書き(DoD 5220.22-M ECE方式およびBSI/VSITR方式)にレベルアップし、機能を強化しています。
最新のネットワークセキュリティーに対応
最新のサーバー環境や通信環境で採用されているセキュリティー機能に対応。サポートするセキュリティー機能の数も増やし、セキュリティーソリューションとの高い親和性を実現しています。
プログラムの不正な改ざんをブロック
印刷データ以外のウイルス等悪意のあるプログラムが侵入しても、権限がないため本体操作を実行することができません。感染や拡散を防ぎ、安心してお使いいただけます。
アクセス可能な端末をIPアドレスで制限
IPフィルター設定により、複合機へのアクセスを自社のネットワークだけに限定し、社外からの不正なアクセスを遮断することができます。
ゲスト向けに利用機能を制限
お客様や外部業者などのゲスト向けには、「モノクロコピーとUSBスキャンのみ使用可」など、複合機の利用を制限付きで許可することができます。使用禁止機能のボタンを押すとログイン認証が求められるため、勝手に使えません。ゲストへの利便性に配慮しつつ、セキュリティーを適切に維持することができます。
プライベートプリント
本体メモリー内の「ジョブボックス」に印刷データを一時保存し、印刷時にパスワードやアクセスコードの入力を設けることで、印刷物の放置や取り間違いによる情報セキュリティー事故を未然に防ぐことができます。この機能は、管理者設定が不要で、印刷時にプリンタードライバーの拡張機能を設定して利用できます。
ユーザーボックスパスワード設定
本体ストレージ内に、スキャンデータや印刷データが保存できる「ユーザーボックス」を作成できます。各ボックスごとにパスワードを設定し、本体パネル・プリンタードライバー・Webブラウザー(COMMAND CENTER RX)からボックスにアクセスする際に、パスワード入力を求めるよう設定することができるため、勝手にボックスの中身を見られたたり、データを持ち出されることを防ぎます。
機密文書の複製を防ぐ地紋印刷
地紋印刷とは、コピーした時にだけ浮き出る特殊な模様(テキストやパターン)を埋め込むプリント方法です。地紋が印刷された文書をコピーすると、「コピー禁止」などの隠し文字や模様が浮き出るため、文書が原本なのか、コピーなのかを容易に識別できるようになります。不用意なコピーによる情報流出を抑制する効果が期待できます。
他にも便利で安心できるセキュリティー機能がたくさんあります。是非最新の機能を使用し、オフィス環境を快適にしましょう!