廃トナーボックスって何?

複合機・コピー機を使用していると、「廃トナーボトル、廃インクボックスがもうすぐ満杯です」という表示が出てきたことはありませんか?通常のカラートナーではなく、廃トナーボックス、、?と困った方もいるかもしれません。今回は意外と知られていない、廃トナー・廃インクについてご紹介します。

トナーとインクの違い

レーザープリンターや複合機で使用するトナー

トナーはレーザープリンターや複合機などで使われる色材で、帯電性を持ったプラスチック粒子に黒鉛や顔料を付着させた粉末です。トナーはインクと比べて高速で印刷ができるだけでなく、用途に合わせて用紙が選べたり、ランニングコストが安い、色の定着性が高いなど様々なメリットがあります。また、デメリットとしては写真などの高品質を求める印刷には向かなかったり、長期保存が難しいとされています。

インクジェットプリンターで使用するインク

インクジェットプリンターで使われる色材は液状のもので、紙の表面にインクを定着させる顔料タイプと紙に染み込ませる染料タイプがあります。インクジェットの顔料タイプは水に強く、はっきりとした色が出せると言われており、染料タイプは鮮やかな発色のため写真印刷に向いています。デメリットとしては、印刷速度が遅く大量印刷には向かないことや、専用の紙以外に印刷すると色がにじみやすいことなどが挙げられます。

廃トナーとは?

廃トナーとは、印刷時に紙に付着せずに飛散した余分なトナーのことです。印刷過程で出る余分なトナーを集積する場所が、廃トナーボトルや廃トナーボックスと呼ばれます。通常、トナーカートリッジ内にある粉末トナーの10%前後が廃トナーボックスへ送られます。廃トナーボックスが一杯になると、粉末トナーが逆流し内部でトナーが舞い散るなど、本体の故障に繋がるので注意が必要です。

廃トナーが一杯になったら

廃トナーボトル・廃インクボックスが満杯になりかけると、本体に「廃トナーボトル、廃インクボックスがもうすぐ満杯です」という表示が出されます。このタイミングで、交換するようにしましょう。廃トナーボトルの交換は難しいのでは、、と思うかもしれませんが、お客様自身で交換できるタイプが多く、常に予備の廃トナーボトルを用意しておくと便利です。

廃トナーボトル・廃トナーボックスの処分方法

満杯になった廃トナーボトル・廃インクボックスの一般的な処分方法として、メーカーが提供している回収サービスや契約店・販売店での回収、家電量販店でのリサイクル回収などがあります。トナーには、引火性物質が含まれている場合があり、発火する恐れがあるので、自分で処分しようとせずに回収してもらう様にしましょう。

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