トナーの交換方法や時期って?

トナーは業務用のコピー機や複合機を使用する上で欠かせないものです。消耗品のため、大量に印刷するとトナーを交換しなくてはなりません。今回は交換する際のポイントをご紹介します。

トナーの交換方法

1.新しいトナー容器を振る

トナーをコピー機にセットする際は、開けたばかりの新しいトナーを水平になるように左右に振ってならしましょう。

なぜ振るの?と思うかもしれませんが、トナーの中には色を付ける粉が入っています。この粉がカートリッジ内の一部分に溜まって、色ムラなどが発生するのを防ぎます。ただし振り過ぎは要注意です!強く振りすぎるとトナーの中身が飛び出してしまう恐れがあります。また、トナーによっては振ってはいけないタイプもありますので、説明書を必ず確認しましょう。

2.フロントカバーを開ける

一般的なコピー機・複合機のトナーは、フロントカバーを開けたところに入っています。本体の真ん中にある扉を開けましょう。そして、元々入っていた空のトナーをゆっくりと平行に取り出します。

使い終わった古いトナーであっても、トナーの中身が僅かに残っている可能性があります。勢いよく強引に引き抜いたり、トナーを斜めにしたりするとトナーの中身が漏れてしまう恐れがあるすので、必ずゆっくり平行に取り外しましょう。

3.新しいトナーを差し込む

新しいトナーを正しい向きで差し込みましょう。

新しいトナーをプリンタやコピー機にセットする際は水平を保ちながらゆっくりと挿入し、カチッというロック音がするまでしっかりと押し込むのがポイントです。音がするまで押し込まないと、トナーが正常に作動しない場合があります。またシールや蓋で保護されているタイプのトナーもあるので、セットする前に忘れずに外しておきます。

正しい向きで差し込まないとスムーズに入らないので、入らないと思ったら向きを確認してください。

4.フロントカバーを閉める

トナーを奥まで差し込んだら、フロントカバーを閉めます。これで交換は完了です。

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トナー交換時の注意点

新しいトナーは直前に開ける

トナーを新しい物に交換するときは、取り付け直前に開封しましょう。トナーは粉なので湿気の影響を受けやすく、トナーを開封したまま長期間放置すると、トナーの粉が固まり寿命が短くなってしまいます。

火気厳禁

トナーカートリッジの中には、引火性の物質が含まれているものがあるので、保管場所は日の当たらない倉庫にしましょう。トナーの中身の粉には可燃性の素材が使用されているため、取り扱いを間違うと「粉塵爆発」を起こす恐れがあるからです。また、トナーだけではなく複合機自体も日の当たる場所は避けましょう。

電源はONのまま

トナーの交換時には、電源はOFFにせず付けっぱなしにしてください。トナー交換が問題なく行われたかどうか、本体が音声やメッセージで教えてくれるからです。そのため、わざわざ電源をOFFにしてからトナーを交換することはありません。

印刷機能を停止した状態にする

電源をONにしたまま交換すると言いましたが、必ず印刷機能が停止した状態でトナー交換を行ってください。交換する前に、印刷データを受信して印刷開始状態になっていないか?印刷が続いていないか?確認してからフロントカバーを開けましょう。

トナーは掃除機で吸わない

トナーには、引火性物質が含まれている場合があるとお伝えしました。掃除機内でトナーに静電気が触れた場合、発火する恐れがあるのです。実際、過去にトナーによる粉塵爆発が起こった事例があります。

トナーは正規品のみを使用する

トナーには、コピー機(複合機)と同じメーカーが販売している正規品トナーがあります。新しいトナーには、必ずこの正規品トナーを使用してください。

中には、非公式メーカーが販売している製品があります。この非公式メーカーのトナーの方が安価で購入できますが、非公式メーカーのトナーを使用した場合、故障したり印刷が綺麗でない場合があります。さらに、故障の際に保証が適用されない可能性もあるので注意してください。

■古いトナーは水平に保管

回収業者に引き取ってもらうまでの期間は、新しいトナーが入っていた袋と箱に取り外した古いトナーを入れて保管しておくのが便利です。この時にトナーを平行にしたままで保管をすることで、トナーの中に残っていた粉が出てくるのを防ぐことができます。

トナーの交換時期の目安

多くのコピー機にはトナーの交換タイミングを知らせる、メッセージ機能が備わっています。このメッセージ機能により、「トナーを交換してください」と表示されても、しばらくは使用できることをご存知ですか?表示が出てきた時は、一度トナー取り出し、左右に振ってからセットすると、メッセージが出なくなり印刷が可能となる場合もあります。

トナーを交換するタイミングは、完全に印刷ができなくなった時です。もしくは印刷した際に白いすじが入ったり、かすれやムラが出たりしたときが目安と言えます。ほとんどのトナーが品質保証を2〜3年と定めており、それを過ぎると品質が劣化し、綺麗に印刷できなくなる場合があるので注意してください!

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