気づけば12月も後半!
取引先に年賀状を作成しないと、、、という方も多いのではないでしょうか。印刷会社に依頼する方も多いかと思いますが、会社の複合機を使って印刷すれば、印刷会社に依頼するよりも低コストで仕上げることができます。
年賀状を印刷するのに使うのは「手差し印刷機能」ですが、使用する頻度が少ないため、いざ使ってみると紙詰まりしたり、文字や画像が切れてしまったり…失敗する方も多いのではないでしょうか。
そんな年賀はがきの手差し印刷について、気を付けるべきポイントをご紹介します。
インクジェット用紙?普通紙?
印刷するからインクジェット用紙じゃないの?と思うかもしれませんが、「インクジェット用紙」のはがきは、複合機には使用できません。
インクジェット用紙は、表面にインクが定着するようにコーティングがされています。インクジェット用紙を複合機で使ってしまうと、コーティングが溶けて、複合機内のパーツに付着してしまいます。故障の原因になりますので、気をつけましょう。
そのため、複合機の印刷には「普通紙」のはがきが最適です。
はがき同士の静電気を除去
購入してきたばかりのはがきは、はがき同士で密着して静電気を起こしていることがあります。 はがき同士がくっついたままだと、紙詰まりの原因となります。セットする前に、はがきとはがきの間に空気を入れるようによくさばきましょう。
ガイドに沿って正しくセット
手差しセット部分に正しくセットできていなければ、印刷向きが違ってしまったり印字がずれてしまったりします。用紙がトレーからずれている・用紙の量が規定よりオーバーすると、紙詰まりの原因になります。セットする際には、ずれていないか・適用量なのかをよく確認しましょう。
フチなし印刷はできない
フチなしの年賀状印刷がしたい!と思うかもしれませんが、複合機の印刷工程上、フチなし印刷はできません。パソコン側で、フチなし印刷設定を指定しても、印刷されたものには必ずフチが付いてしまいますので、注意しましょう。
必ず試し刷りを行い、印刷の向きや色味・位置の確認を行いましょう!