Q.コピー機が印刷するまでの工程で空欄を答えなさい。
「帯電>>露光(潜像)>>( )>>転写>>定着」
いつも使用しているコピー機の中では、いったいどのような工程をたどってコピー印刷されているか、ご存知ですか?
正解は・・・
A.「現像」
コピー機以外でも、聞いたことのある用語ですね。
まず、データの潜像をつくるためにOPCには帯電させます。
OPCは表面に感光材が塗布されていて、暗い所では絶縁体です。
光があたると導電性を帯びます。最初に暗い所に電荷を一様に帯電させます。
これを光にあて、印字内容を書き込みます。
光があたったところだけが導電性を帯びて、表面にたまっていた電荷を漏電させます。
これは文字(印字内容)以外の部分の電荷を漏電させるためです。
電荷が帯電した文字部分は、実際には見えないので、潜像といいます。
さららにOPCにトナーを吸着させます。文字部分だけに静電気が帯電しているのでトナーを吸着します。
潜像を目に見える像に変化させるため、この工程を現像工程といいます。
できたトナーによる像を紙に転写します。
トナーをOPCから飛ばすために静電気の斥力を利用、また、トナーを紙に吸着させるために静電気の引力を利用しています。
そして紙に移ったトナーを高温の定着ローラで熱をかけて溶かし、プレスして紙に定着します。
そんな精密機器である複合機はメンテナンスが重要です!